クロススタイル
熱血ボディ理論Vol.004
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野球のコツと正しいトレーニングを学ぼう
〜Vol.4 投球フォームについて〜
 今回は、投球フォームについてお話します。上手にボールを投げるためには、テイクバック動作でたくわえた力を肩、ひじ、そして指先からボールへムダなく伝える必要があります。そのためにまず必要なのは、体の柔らかさで、特に股関節(こかんせつ)の柔軟性が大切です。投球中の股関節(図1)は、大きく内側にねじれるように回ります。この股関節の内旋(股関節内側にひねる運動)という動きが、体を上手に回旋(かいせん)させるために重要です。つまりこの部分が固い人では、ひじや肩を大きく使わないといけなくなり投球障害を引き起こしやすくなります。
 また小学生では、投球フォームが学年ごとに変化します。特に低学年と高学年のお子さんでは大きく違う場合があります。これには、下半身のバランス能力の成長度合いが関係しています。体の大きさ、筋力の強さにも違いがあるように、下半身バランス能力も年齢とともに成長します。高学年のお子さんならば、ある程度大人に近いところまで成熟しています。当院を訪れる低学年のお子さんでも、充分な下半身のバランス能力がないために、いわゆる「手投げ」になる人が多くいます。この時期では、いくらフォームの指導を行っても修正できないのは当然のことでしょう。さらに、骨格が未熟な上に運動神経そのものも未熟なので、過度な投球により投球障害を引き起こしやすくなるので注意が必要です。
 小学生のみなさんには、まず「股関節を柔らかくする」次に「からだ全体を使って投げる」という点が、運動発達と投球フォームの成熟には必要であると思います。次回は投球フォームの具体的な観察のポイントと指導についてお話しします。
 監修:島岡 秀奉 理学療法士
はじめまして細木病院の理学療法士の島岡です。私の主な仕事は、投球障害のお子さんの運動機能の検査として、体の柔軟性や筋力また投球のフォームなどをチェックし、ウォームアップ(準備体操)、クーリングダウン(整理体操)のストレッチまたはトレーニング方法などの指導を行っています。

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